麻雀ノート

麻雀の団体別ルールの違い(Mリーグ・協会・最高位戦・RMU・連盟)

5団体の公式ルールの文面を、10項目で並べました。確認日:Mリーグ・協会・最高位戦は2026年10月12日、RMU・連盟は2026年10月14日。点数が変わる項目は、順位点と切り上げ満貫です。

結論

  1. 順位点は、Mリーグ公式と日本プロ麻雀協会が同じ数字です。1位+50、2位+10、3位▲10、4位▲30(1000点=1ポイント)です。最高位戦は「ウマ 10000点‐30000点」と書かれています。
  2. 切り上げ満貫は、Mリーグ公式と協会に記載があります。最高位戦のルール概要の本表には記載がありません。
  3. RMUは、基本ルールが30,000点持ち30,000点返しで、Mルールだけ順位点が+50・+10・▲10・▲30です。基本のAルール・Bルールの順位点は+15・+5・▲5・▲15と書かれています。
  4. 日本プロ麻雀連盟は、競技ルールのページに規定の本文がないため、採用役一覧にある役満の複合だけを載せています。

公式ルール10項目の比較

項目Mリーグ日本プロ麻雀協会最高位戦日本プロ麻雀協会日本プロ麻雀連盟RMU
持ち点と返し点
用語集で引く
各自の持ち点を25,000点とし、これを原点とする。持ち点は、30,000点を超える得点をプラス、不足する失点をマイナスとする25,000点持ちの30,000点返しオカ 無し(30000点持ち30000点返し)確認したページに記載なし3万点持ち3万点返しの東南戦(基本ルール)。Mルールは配給原点25,000点で、オカの20000点がトップ者に加算
順位点(ウマ)1位+50,000点、2位+10,000点、3位▲10,000点、4位▲30,000点。1000点=1ポイントに換算1位+50P、2位+10P、3位△10P、4位△30P。同点の場合は順位点を分けるウマ 10000点‐30000点確認したページに記載なしA・Bルール:1着+15P、2着+5P、3着△5P、4着△15P。Mルール:1着+50P、2着+10P、3着△10P、4着△30P。同点の場合は順位点を分ける
切り上げ満貫30符6翻は切り上げ満貫とする(翻数は場ゾロの2翻を含む)子の7,700点、親の11,600点は切り上げ満貫とする確認したページに記載なし確認したページに記載なし子の7700点、親の11600点は切り上げ満貫とする
連風牌の雀頭の符連風牌の対子も2符とする翻牌(連風牌を含む)の雀頭は二符確認したページに記載なし確認したページに記載なし翻牌(連風牌を含む)の雀頭は2符とする
数え役満役満以外の役が複合したアガリ点は、三倍満までを上限とする確認したページに記載なし数え役満 無し確認したページに記載なし13翻以上は数え役満とする
役満の複合役満の複合はあり。2つの場合は四倍満(役満)の2倍、3つの場合は3倍とする純粋な役の複合によるダブル・トリプル等の役満を認める役満の複合 有り複数の役満が成立したアガリには複合を認める。四暗刻単騎・大四喜・国士無双13門待ち・九蓮宝燈9門待ちはダブル役満扱いにならない純粋な役満の重複を認める。(大三元・字一色や、四暗刻・發一色など)
同じ牌への複数のロンアガリ者は一局に1人とする。放銃者の下家、対面、上家の順に権利を発する(頭ハネ)複数によるロンアガリは上家のアガリとする(二家和・三家和なし)確認したページに記載なし確認したページに記載なしアガリは各局に1人とし、ダブロン・トリプルロン時は上家優先とする
流局時の聴牌料聴牌料は場に3,000点とするノーテン罰符は場に3,000点。形式テンパイあり聴牌料 場に3000点確認したページに記載なしノーテン罰符は場に3000点とする。形式テンパイを認める
途中流局いかなる場合でも、局の途中で流局はしない人和・流し満貫・途中流局なし(四風子連打、四人リーチ、九種倒牌)途中流局 無し確認したページに記載なし途中流局は全てなしとする。したがって4人リーチは続行とし、5つ目のカンはできない。流し満貫はなしとする
一発・裏ドラ一発は1翻役に掲載。立直者のアガリには裏ドラがつく。槓ドラにも裏ドラはつくリーチの一発役あり。カンドラ・裏ドラあり(槓ドラの裏も含む)イッパツ 裏ドラ 槓ドラ 槓裏 有り確認したページに記載なし一発、裏ドラ、カンドラ、カン裏ドラをありとする(Aルール。BルールはAルールから一発役と裏ドラ・カンドラを排したもの)

表の文は、各団体の公式ページの記載です。連盟の列は、競技ルールのページではなく採用役一覧の記載です。出典はMリーグ(公式戦ルール)、日本プロ麻雀協会(日本プロ麻雀協会公式ルール)、最高位戦日本プロ麻雀協会(最高位戦ルール・概要)、日本プロ麻雀連盟(採用役一覧)、RMU(ルール)です。

点数の計算例(仮の最終持ち点)

最終持ち点は説明用の仮の数で、実際の対局の結果ではありません。持ち点・返し点・順位点(ウマ)の意味は用語集で引けます。計算は、(最終持ち点-返し点)÷1,000に、順位点を足します。

順位Mリーグ・協会の最終持ち点(25,000点持ち)30,000点返しとの差順位点最終スコア最高位戦の最終持ち点(30,000点持ち)30,000点返しとの差(ウマ前)
1位40,000+10+50+6045,000+15
2位28,000▲2+10+833,000+3
3位20,000▲10▲10▲2025,000▲5
4位12,000▲18▲30▲4817,000▲13

この例は、どの順位も持ち点から同じ点数だけ増減した(+15,000・+3,000・▲5,000・▲13,000)と仮定しています。Mリーグ公式と協会は、順位点を公式の記載(1位+50、2位+10、3位▲10、4位▲30)のまま使いました。最高位戦は、ルール概要に「オカ 無し(30000点持ち30000点返し)」「ウマ 10000点‐30000点」とだけ書かれ、順位ごとの加減点までは確認できていないため、最終スコアは出していません。

Mリーグ公式の競技規定:審判と発声の優先順位

Mリーグ公式の競技規定のうち、審判の認定・権限と、発声が重なったときの扱いを、公式の記載のまま並べます(確認日:2026-10-18)。審判個人の一覧は、公式サイトに見つからないため載せていません。

項目公式の記載
審判の認定麻雀対局における知識や経験など、専門性を有する人材を、一般社団法人Mリーグ機構が審判として認定した者が務める(第1章第8条)
審判の権限競技規則の範囲におけるすべての権限を有し、競技上での疑義・裁定において最終決定者である。審判は試合の中断、再開、終了、の権限を持つ(第1章第8条)
疑義の裁定競技中に疑義が生じた場合は審判が裁定し、対局者はそれに従わないとならない。対局者は、対局中の疑義について審判に訴えることはできるが、裁定後の再提訴は認めない(第1章第7条)
競技行為の優先順位競技行為の優先順位は 1アガリ 2ポン・カン 3チー とする。ポン・カン・チーの発声が被った場合は、順位通りに優先されるが、発声が遅れた場合や聞こえなかった場合は審判の裁定により判断される。認められなかった行為は罰則対象にならない(第4章第2条)
同時発声チー・ポン・カンの同時発声の場合は審判の裁定に従う(第4章第3条から第5条)

出典はMリーグ公式の「Mリーグとは」です。罰則の認定でも審判の裁定が優先されます(Mリーグ公式戦の罰則)。

用語の補足

Mリーグ公式戦の罰則(チョンボ20ポイント減算など)はMリーグ公式戦の罰則にあります。

載せていない団体と項目

日本プロ麻雀連盟の競技ルールのページは規定の本文がなく、採用役の一覧は別のページです。連盟の列は、採用役一覧に書かれた役満の複合だけで、ほかの項目は確認できていません。RMUのルールは、A・B・Mの3種類のうち、基本のAルールと、順位点が違うMルールを載せています。RMUのページでは、切り上げ満貫から役満の重複までの記載が「新決勝方式について」の見出しの下に並んでいます。最高位戦の「Classic」ルールは本ルールと違う点(順位点が1位+12、2位+4、3位▲4、4位▲12など)があるため、この表には入れていません。

よくある質問

Mリーグ公式戦のファイナルシリーズで、席順は変わりますか。

公式の競技規定では、各試合の座位はシーズンを通して定められていると書かれています。ただしファイナルシリーズでは、最終戦を迎えた時点でチームポイントの少ない方から、東家・南家・西家・北家の座位となります。

表にない項目は、団体で同じですか。

同じとは言えません。確認したページに記載がないだけで、各団体の競技規定の全文までは照合していません。最高位戦には、公式ページに競技規定のPDFがあります。

団体ごとの入会方法やリーグ戦の違いは、どこで比べていますか。

プロ団体4つの入会方法とリーグ戦の違いで比べています。選手がどの団体に所属しているかは、所属団体のページにあります。

賭け麻雀を勧めることはしません。点数計算の練習や判定のツールは作っていません。